iOSベータ版には約2-4週間の使用期限があります。使用期限前までに次のベータ版もしくは正式版をインストールすればそのまま継続利用できますが、その使用期限を過ぎてしまうとアクティベートを求める画面が表示され、アクティベートを何度実行してもアクティベートできない状態に陥るなど、iOSデバイスが事実上使用不可になってしまいます。不幸にもそうなってしまった場合はリカバリモードで復旧させます。
この例ではiOSデバイスとしてiPhoneを例に挙げますが、もちろんiPadも同様の方法で復旧できます。
(1) iPhoneの電源をオフにする
(2) iPhoneを管理しているPC/MacでiTunesを起動させておく
(3) iPhoneのケーブルをPC/Macに接続する
(注意)この時、iPhoneにはケーブルは繋がないでください
(4) iPhoneのホームボタンを押下した状態でケーブルを接続する
(5) その状態を保持しながら「iTunes に接続」画面が表示されるまで待機
(6) 「iTunes に接続」画面が表示されたらホームボタンを離す
(7) 「iTunesはリカバリモードのiPhoneを見つけました。iTunesでご利用になる前に、このiPhoneを復元する必要があります。」ダイアログが表示されたら[OK]ボタンを押下する
(8) iTunesがリカバリモード画面に切り替わっていたら[iPhoneを復元…]ボタンを押下する
(9) 確認ダイアログが表示されたら[復元とアップデート]ボタンを押下する
(10) ソフトウェアアップデートの説明ダイアログが表示されたら[次へ]ボタンを押下する
(11) 使用許諾ダイアログが表示されたら[同意します]ボタンを押下する
以降、ソフトウェアアップデートがはじまり、インストール後に再起動がかかります。
その後、アクティベートを行えば、当該デバイスに対応する最新版のOSがインストールされた状態に復旧させることができます。