pyenvでPythonの指定のバージョンをインストールする

投稿者: | 2016年2月16日
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PythonのバージョンマネージャpyenvでPythonのバージョン指定してインストールし、任意のバージョンに切り替えて使用できるようにします。

■前提条件

・Mac OSX Yosemite 10.10.5(14F1605)
・pyenv 20160202

■インストール方法

インストール可能なバージョンを確認します。
[bash gutter=”0″]
$ pyenv install -list
Available versions:
2.1.3
2.2.3
2.3.7
2.4
・・・
3.4.1
3.4.2
3.4.3
3.4.4
3.5.0
3.5-dev
3.5.1
3.6-dev
・・・
[/bash]

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指定のバージョンをインストールします(例としてまず2.7.11を)。
[bash gutter=”0″]
$ pyenv install 2.7.11
Downloading Python-2.7.11.tgz…
-> https://www.python.org/ftp/python/2.7.11/Python-2.7.11.tgz
Installing Python-2.7.11…
Installed Python-2.7.11 to /Users/shoji/.pyenv/versions/2.7.11
[/bash]

次に別のバージョンを指定してインストールします(例として3.5.1を)。
[bash gutter=”0″]
$ pyenv install 3.5.1
Downloading Python-3.5.1.tgz…
-> https://www.python.org/ftp/python/3.5.1/Python-3.5.1.tgz
Installing Python-3.5.1…
Installed Python-3.5.1 to /Users/shoji/.pyenv/versions/3.5.1
[/bash]

インストールが終了したら確認してみます。
[bash gutter=”0″]
$ pyenv versions
* system (set by /Users/shoji/.pyenv/version)
2.7.11
3.5.1
[/bash]
指定したバージョンがインストールされています。

実際に切り替えてみましょう。カレントディレクトリのみに反映する場合はlocalを、システムワイドに反映する場合はglobalを指定します。

たとえば、カレントディレクトリにPython 2.7.11を適用する場合は、
[bash gutter=”0″]
$ cd 任意のディレクトリ
$ pyenv local 2.7.11
[/bash]
です。

次に、システム全体にPython 3.5.1を適用してみます。
[bash gutter=”0″]
$ pyenv global 3.5.1
[/bash]

まずは、先ほどlocal指定で2.7.11を適用したディレクトリで確認してみましょう。
[bash gutter=”0″]
$ python –version
Python 2.7.11
[/bash]
Python 2.7.11がローカルに適用されています。

別のディレクトリに移動した後、再度確認してみます。
[bash gutter=”0″]
$ python –version
Python 3.5.1
[/bash]
Python 3.5.1がシステムワイドに適用されているのが確認できました。


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